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カードローンとの比較:自動車購入のための「カーローン」

カードローンと代表的なローンとの比較:カーローン

特定の目的のために借り入れをする目的別ローンはその用途に応じていくつかの種類がありますが、もっとも身近な目的別ローンと言えば「自動車ローン(カーローン)」ではないでしょうか。
今回はカーローンの成り立ちや普及の過程、カードローンとの違いについて比べてみましょう。

自動車購入のためのローン「カーローン」

カーローンとは自動車の購入のための目的別ローンであり、銀行や信用金庫(労働金庫)、JAバンクなどの預金金融機関が「カーローン」や「自動車ローン」の商品名で提供しています。
企業や自営業での営業車といった事業用車には、金融機関による法人融資や、オートリースが充てられるケースがほとんどです。これは、カーローンそのものの申し込みは企業でもできるものの、法人辞退の審査に加えて、代表者個人の審査もおこなわれるため、通常の融資と同様の扱いとなるためです。

日本におけるカーローンの歴史

日本におけるカーローンの歴史は、1960年代にプリンス自動車(現・日産自動車)が提供したのがはじまりです。自動車は家電などの耐久消費財と比べて高額商品であり、販売会社は販売促進のために毎月の返済金額を抑えた割賦販売を導入、販売会社の大きな収益源となりました。
当初は新車のみを対象としていたカーローンですが、自動車市場の拡大に合わせて中古車市場が拡大すると、新たに信販会社が中古車向けローンの提供をはじめ、自動車会社以外の金融機関が参入することとなります。
拡大したカーローン市場ですが、1990年代はじめのバブル崩壊とその後の景気低迷により、無視できない不良債権が発生します。それまで自動車会社本体でおこなっていた融資業務の負担が拡大したことで、各自動車会社はカーローンの融資業務を分離しました。当初はカーローン業務に集中していたこれらの系列会社は、徐々に業務対象を拡大し、現在では個人向け融資全般を扱っています。

主なカーローンの内容と特徴

このように誕生から自動車会社と密接な関係のあるカーローンですが、現在ではメガバンクをはじめ、ほとんどの金融機関で提供されている金融商品です。
3メガバンクの提供しているカーローンを比較して、どのような特徴があるのかを見てみましょう。

マイカーローン(三菱東京UFJ銀行)

申し込み条件:申込時に満20歳以上、完済時に満70歳の誕生日までで、株式会社ジャックスの保証が受けられ、勤続(営業)年数が1年以上、年金収入以外の前年度の税込年収(事業所得の方は申告所得)が200万円以上で、車購入に関して三菱東京UFJ銀行以外からの借り入れがない、パソコンのEメールアドレスをお持ちの方
限度額:50万円以上1,000万円以内(1万円単位)
実質年率:借り入れ希望額に応じて変動
返済方法:元利均等返済方式(毎月返済と併用して、半年ごと増額返済(ボーナス返済)にも対応。ボーナス返済部分は借入金額の50%以内)

マイカーローン(三井住友銀行)

申し込み条件:申込時満20歳以上、満65歳以下で、前年度税込年収が200万円以上(個人事業主の方は所得金額)で、年金収入以外の安定した収入があり、指定保証会社のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証が受けられ、三井住友銀行店舗(ローン契約機含む)に来店できる日本国内在住の方
限度額:10万円以上300万円以内(1万円単位)
実質年率:新規借入利率は、三井住友銀行所定の短期プライムレートに連動する長期貸出金利を基準とする利率にて決定。借り入れ後は4月1日と10月1日の年2回基準利率を見直し、それぞれ6月・12月の返済日の翌日より新利率を適用。
返済方法:元利均等返済方式(毎月返済と併用して、半年ごと増額返済(ボーナス返済)にも対応。ボーナス返済部分は借入金額の50%以内)

みずほ銀行多目的ローン(無担保)(みずほ銀行)

申し込み条件:借入時の年齢が満20歳以上満66歳未満で、最終返済時年齢が満71歳未満、勤続年数(自営の方は営業年数)2年以上で、前年度税込年収(個人事業主の方は申告所得)が200万円以上で安定かつ継続した収入の見込める、保証会社の保証を受けられる方
限度額:10万円以上300万円以内(1万円単位)
実質年率:5.875%(変動金利方式)・6.700%(固定金利方式)
返済方法:毎月元利均等返済(借入金額の50%以内の元金について6カ月ごとのボーナス増額返済とすることも可能)

カーローンとカードローンはどう使いわける?

ここまでカーローンについてさまざまな面を見てきましたが、カードローンとはどのように使いわけるのでしょうか。
目的別ローンの一種であるカーローンは、資金の使いみちは限定されるというデメリットはあるものの、その分低い金利で借り入れができます。これに対してカードローンは、限度額は比較的大きいものの、無視できない金利負担が発生するデメリットがあります。
自動車購入という目的に限定して見るのであれば、カードローンよりもカーローンのほうがはるかに有利と言えるでしょう。

おわりに

カードローンとカーローンは同じ個人向け融資商品ですが、カードローンがさまざまな用途に使えるのに対して、カーローンは自動車購入にしか使えないなど、その性格は大きく異なります。
カーローンとカードローンのどちらでも、トラブルのないローン利用のためには、それぞれの違いを把握した上で適切に使いわけることが何よりも欠かせません。

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