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カードローンとの比較:用途を絞った「目的別ローン」とは

カードローンとの比較:用途を絞った「目的別ローン」とは

さまざまな用途に使えるのがカードローンの魅力の1つですが、高い利率は返済の負担を考えたときに無視できないポイントです。そこで検討したいのが、使いみちを限定した「目的別ローン」と呼ばれるローンです。
使いみちを限定することで、目的別ローンにはどのようなメリットがあるのでしょうか。カードローンと比べるとどのような点で異なるのでしょうか。目的別ローンの特徴と、カードローンとの違いを見てみましょう。

使いみちが限られる?「目的別ローン」とは

目的別ローンとは、特定の目的に資金使途を限定された個人向けローンのことであり、代表的な目的別ローンとしては自動車ローンや教育ローン、ブライダルローンなどが知られています。
目的別ローンの申し込みには資金使途を確認する書類(証明書など)の提出が必要となり、借り入れの実行は支払先(相手先)への直接入金としていることも珍しくありません。
一般に目的別ローンは、資金使途が特に限定されないフリーローンより審査が厳格で時間がかかるなど、利用条件が厳しい傾向があるものの、資金使途が明確な分、フリーローンと比べて金利が低く設定されているというメリットがあります。
特に金額が大きくなる住宅ローンやアパートローンを除けば、目的別ローンでもほとんどは無担保・無保証人で利用できますが、リフォームローンや教育ローンには有担保のものもあります。

主な目的別ローンの種類と特徴

フリーローンと比べると借り入れ条件が有利なことが多い目的別ローンですが、どのような種類があるのでしょうか。代表的な目的別ローンの種類とその特徴を見てみましょう。

自動車ローン(カーローン・オートローン)

主に自動車の購入や買い替え目的としたローンで、銀行、信販会社、損害保険会社などで取り扱っています。
自動車ローンは1920年代にアメリカのゼネラルモーターズ(GM)やクライスラーにより導入され、これにより低所得の家庭でも中級・高級車が買えるようになりました。
日本での自動車ローンの本格的な普及は第二次世界大戦後のことであり、1960年にはプリンス自動車(現・日産自動車)がオートローンを提供したのがきっかけと言われています。
日本での自動車ローンは金利収入を目的としているのに対して、欧米では販促手段の一環として自動車ローンが活用されているのが大きな違いとされています。

教育ローン

教育ローンはその名前の通り、入学金や授業料などの学校納付金、受験費用や在学中に必要となる教材費など、教育に関わるさまざまな費用に充てられるローンです。
日本政策金融公庫国民生活事業(旧・国民生活金融公庫)の提供するものをはじめ、銀行、信販会社などで取り扱いがありますが、銀行や信販会社が販売の中心となっています。
同じ教育目的のローン商品としては、学生本人を対象とした金銭的な支援制度である「奨学金」や、教育費以外の生活費や遊興費に充てられる「学生ローン」が知られています。

ブライダルローン

ブライダルローンは「結婚費用」に充てることを目的としたローンですが、他の目的別ローンと異なり、その対象となる範囲が結納から新居の敷金・礼金まで、実に幅広い点があげられます。
目的別ローンでありながら比較的幅広い用途に使えるブライダルローンは、銀行や保険会社、信販会社などが取り扱っていて、数十万円から数百万円程度の限度額と、比較的低い金利が特徴です。

その他の目的別ローン(多目的ローンなど)

ここまで見てきたものの他にも、金融機関によっては旅行やレジャー、家電、介護、葬送・仏具など、さまざまな用途を対象とする目的別ローンが設定されています。

目的別ローンの上手な選び方とは?

同じ目的別ローンであっても、金融機関や金利の種類(変動か固定かなど)などによって手続きの手間や融資実行までのスピードなども異なり、手続きが簡単ですぐに借りられる利便性の高いものほど高い金利が設定されています。
目的別ローンをかしこく利用するためには、目的をはっきりさせた上で商品ごとに金利などの返済条件を比較・検討した上で、より大きな金額を低利率で借り入れできるローン商品を選ぶことが欠かせません。

カードローンと目的別ローンはどちらが有利?

このようにさまざまな用途に合わせて提供されている目的別ローンと利用用途が限られていないカードローンと比べると、どちらが有利なのでしょうか。
目的別ローンは利用用途が限られている代わりに、比較的低い利率に設定されていることがほとんどです。
これに対してカードローンは、特に消費者金融カードローンほど利率が高く設定され、最終的な返済負担が大きくなる傾向がありますが、限度額が大きいことや借り入れ・返済の自由度が高いことなど、目的別ローンにはないメリットがいくつかあります。
ある程度まとまった出費の予定があるときには、その用途や返済余力に合わせて目的別ローンとカードローンのどちらかから適切なローンサービスを選ぶことが欠かせません。

おわりに

利用用途が限られているものの大きな限度額や低い利率が魅力となるのが目的別ローンの特徴であり、カードローンは利便性に優れるものの限度額や利率の面で不利になることがあります。
目的別ローンとカードローンは、それぞれの特徴と違いを踏まえた上で適切に使い分けをすることが欠かせないと言えるでしょう。

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