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知っておきたいカードローン会社の特徴:メガバンク

知っておきたいカードローン会社の特徴:メガバンク

カードローンと言えばこれまでは消費者金融の提供するものが中心でしたが、近年では大きな借入限度額と低い利率を武器に銀行カードローンが急速に普及しています。
銀行カードローンの中でも特に人気を集めているのが、いわゆるメガバンクが提供するカードローンです。
今回は、国内の3メガバンクの成り立ちと、カードローンの違いを見てみましょう。

メガバンクの定義と世界のメガバンク

メガバンクとは、国内主要都市に本店を置き、全国規模で支店網を設置する預金残高が極めて大きい都市銀行のことであり、金融機関の統合・再編による銀行の寡占化が生んだメガバンクは、極めて数が限られています。
主要国のメガバンクを見てみると、

  • アメリカ:シティグループ、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ
  • イギリス:バークレイズ、HSBC、ロイヤルバンク・オブ・スコットランド、ロイズ・バンキング・グループ
  • 中国:中国建設銀行、中国銀行、中国工商銀行、中国農業銀行

などが知られています。
国際金融市場での取引の主役となるのは古くから存在するヨーロッパ・アメリカ系のメガバンクであり、複雑・高度化する国際金融システムの維持・発展に大きな役割を果たしています。
巨大化したメガバンクは2008年のリーマン・ショックのように、その倒産が世界規模での金融危機を招く原因ともなるため、「too big to fail(大きすぎてつぶせない)」とも言われるメガバンクへの規制は年々強められています。

金融ビッグバンをきっかけに誕生した日本のメガバンク

日本のメガバンクと言えば、三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行の3行ですが、その成り立ちはどのようなものだったのでしょうか。
1990年代はじめのバブル景気崩壊により、国内の銀行は過剰融資による大量の不良債権や不透明な融資体制、国際競争力の喪失などさまざまな問題が明らかになります。この問題を解決するために1996年(平成8年)から2001年(平成13年)にかけて日本版ビッグバン(金融ビッグバン)がおこなわれました。
Free(市場原理が機能する自由な市場)・Fair(透明で信頼できる市場)・Global(国際的で時代を先取りする市場)の三原則をかかげた金融ビッグバンをきっかけに「都市銀行13行(都銀13行)」「大手銀行20行(大手20行)」から段階的な合併をすすめます。
2006年(平成18年)には四大銀行(三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行)・三大メガバンク(三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ)体制に落ちつきました。

日本の三大メガバンクと提供するカードローンの特徴

三大メガバンク体制に集約された日本の銀行ですが、どのような特徴があるのかを見てみましょう。

三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)

2002年(平成14年)に住友銀行とさくら銀行が合併して発足した三井住友銀行(SMBC)を中核とする三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)は、三大メガバンクの中ではもっとも利益率・収益力が高く、カードローンやインターネットバンキング(ネットバンク)をはじめとするリテール(一般消費者)向け商品に強いことで知られています。
提供する「三井住友銀行カードローン」は、限度額最大800万円、実質年率4.0%から14.5%の借入条件や選べる返済日など、利便性が魅力のカードローンです。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJFG)

東京三菱銀行とUFJ銀行が2006年(平成18年)に合併して発足した三菱東京UFJ銀行を中核とする三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJFG)は、銀行としてのバランスは優れているものの、2018年を目処に三菱東京UFJ銀行から三菱UFJ銀行に改名することが報じられるなど、合併から10年以上たった現在でも寄り合い所帯であることは否めません。
提供するカードローン「バンクイック」は、限度額最大500万円、実質年率1.8%から14.6%という借入条件と、店舗設置のテレビ窓口なら審査・カード発行まで最短40分という素早さが魅力のカードローンとなっています。

みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)

みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)の中核となるみずほ銀行は第一勧業銀行と富士銀行、日本興業銀行が合併して2002年(平成14年)に発足しました。
しかし2011年(平成23年)の大規模なシステム障害をきっかけに2013年(平成25年)をめどに同グループのみずほコーポレート銀行と合併をすることで、名実ともにみずほFGの中核銀行となりました。
大規模なシステム障害やメガバンクで最大規模の公的資金注入など、ネガティブな取り上げられ方が多いみずほ銀行ですが、充実したリテールサービスやグループ内の業務再編により巻き返しを図っています。
みずほ銀行の提供するカードローン「みずほ銀行カードローン」は、限度額最大1,000万円、実質年率3.0%から7.0%という借入条件と、サービス利用による利率引き下げなどが魅力のカードローンとなっています。

 借入限度額
(円)
最小実質年率(%)最大実質年率(%)
三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」アイキャッチ
バンクイック
(三菱東京UFJ銀行)
5,000,0001.8014.60
三井住友銀行カードローン(三井住友銀行)アイキャッチ
三井住友銀行カードローン
(三井住友銀行)
8,000,0004.0014.50
みずほ銀行カードローン
(みずほ銀行)
8,000,0002.0014.00

おわりに

国内の三大メガバンク母体となる銀行や統合の経緯からさまざまな特徴があり、提供するカードローンにもその違いが現れているようにも見えます。
借入条件の面で有利と言われる銀行カードローンですが、小さな違いが大きな負担の差の原因となることもあります。申し込みをするときには慎重な比較・検討が欠かせないと言えるでしょう。

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