その申し込み、ちょっと待って!知っておきたいカードローンの違いとは

その申し込み、ちょっと待って!知っておきたいカードローンの違いとは

連日銀行カードローンの貸し付けや規制をめぐる動きが報じられるなど、消費者金融や銀行の個人向け融資商品であるカードローンをめぐる動きは激しくなっています。
一見同じように見えるカードローンですが、消費者金融や銀行などサービスを提供する会社によってその内容はかなり異なります。知っているようで知らないクレジットカードの違いをまとめてみましょう。

消費者金融や信販(クレジット)会社などの「貸金業」

現在では銀行カードローンに逆転されたものの、カードローンと言えば消費者金融カードローンや信販カードローンが一般的です。では、カードローンを提供している消費者金融にはどのような特徴があるのでしょうか。
これらのカードローンを提供している消費者金融や信販(クレジット)会社は、資金調達を借り入れや債権など他の金融市場でおこなう「ノンバンク」であり、法律上では貸金業法が定める「貸金業者」として扱われています。
融資事業を実施するためには、貸金業法第3条にもとづき、国(内閣総理大臣)あるいは都道府県知事への登録が求められます。

さまざまな業態が存在する「貸金業者」…消費者金融

一般的に貸金業者といえば、個人向けの無担保・無保証人の小口融資を中心とする消費者金融が連想されます。
1929年(昭和4年)の日本昼夜銀行などの小口融資がはじまりとなる消費者金融は、1970年代から1990年代にかけて急速に普及しました。しかしグレーゾーン金利や過剰な取り立てなどが社会問題となったことから経営が苦しくなり、銀行グループ傘下となる消費者金融は珍しくありません。

さまざまな業態が存在する「貸金業者」…信販(クレジット)会社

チケット、クーポンによる代金立て替え(間接割賦販売)を主な業務とする会社としてはじまったのが信販(クレジット)会社です。
消費者金融と出自のことなるクレジット会社は、契約者に対して直接金銭の貸し付けをおこなうわけではないので厳密には貸金業者ではありませんが、付随する業務として貸金業をいとなむことが多く、一般的には貸金業者としてあつかわれています。

貸金業者の提供するカードローンの特徴とは

貸金業者が提供するカードローンにはどのような特徴があるのでしょうか。その魅力を見てみましょう。
このようにいくつかあるカードローンの中でも手軽に利用できるのが消費者金融カードローンのメリットですが、その他にどのような特徴があるのでしょうか。
貸金業者のカードローンのうち、特に消費者金融カードローンの特徴として審査時間が比較的短く、最短即日審査・即日融資にも対応であることがあげられます。
近年では銀行カードローンでも即日融資・即日融資対応は珍しくありませんが、やはり消費者金融カードローンに比べると審査が厳しく、急な借り入れのときには消費者金融カードローンが有利と言われています。
即日審査・即日融資対応と並んで見逃せないのが、少額の借り入れに向いていることです。
数百万円の限度額も珍しくないカードローンですが、実際の借入金額は数十万円から百万円程度にとどまるとも言われ、消費者金融カードローンはこのような少額の借り入れに便利なサービスがあることが珍しくありません。

経済の心臓としての役割を果たす「銀行」

銀行とは、さまざまな手段で調達した資金を投資・融資する金融仲介機関の総称であり、その役割から「経済の心臓」とも呼ばれ、都市銀行や地方銀行、信用組合などが知られています。
従来は個人向けの小口融資に積極的ではありませんでしたが、2000年代以降は消費者金融の買収や提携により本格的に参入、特に銀行カードローンの貸付残高は消費者金融カードローンの貸付残高を上回って推移しています。

銀行カードローンの特徴とは?

消費者金融カードローンの貸付残高を上回って推移している銀行カードローンですが、どのような特徴があるのでしょうか。銀行カードローンの特徴を見てみましょう。
消費者金融カードローンと銀行カードローンを比べたときのもっとも大きな特徴が、大きな限度額と低い利率です。限度額数百万円、実質年率10%から18%という借入条件がほとんどの消費者金融カードローンに対して、銀行カードローンは限度額一千万円、実質年率10%台という借入条件も珍しくありません。低利率で借り入れできることから、最終的な返済負担が小さく済むことが期待できます。
また、消費者金融カードローンを含む貸金業者のカードローンは総量規制の対象となるのに対して、銀行カードローンは対象外である点も見逃せません。総量規制とは、個人向け貸し付けが年収の3分の1超えてはならないとする規制であり、貸金業法に定められています。
借入条件だけで見ると消費者金融カードローンよりも有利な銀行カードローンですが、即日審査・即日融資対応のカードローンは少なく、申し込みから借り入れまで時間がかかることや、審査基準が厳しいなど、手軽な利用には向いていないという点には注意が必要です。

おわりに

一口にカードローンと言っても、サービスを提供する主体によりそのサービス内容や向いている利用方法は微妙に異なります。カードローンに申し込むときには、違いを把握した上で使い分けをすることが安定した利用には欠かせません。

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