珍しくない?カードローンの増額案内と申し込みのポイント

珍しくない?カードローンの増額案内と申し込みのポイント

全国銀行協会(全銀協)が1月18日に発表したアンケート調査で、銀行カードローンの利用者のうち、約5割の人が限度額引き上げの案内を受け、そのうち3割が実際に限度額を引き上げた経験があることが明らかになりました。
では、実際の引き上げではどのような点がポイントとなるのでしょうか。今回はアンケート調査の内容と、限度額引き上げのときのポイントを見てみましょう。

アンケート調査で見る限度額引き上げの内容

限度額引き上げの提案を受けた経験

銀行カードローン利用者に対する銀行からの限度額引き上げの案内があったかという問いには、「提案を受け極度額を増額した」が28.5%、「提案を受けたが極度額を増額しなかった」21.0%と、約5割が「増額を提案されたことがある」と回答しています。
その反面、限度額を引き上げるかどうかについて質問すると、「増額しなかった」(21.0%)、「提案されても増額はしない」(36.3%)過半数が引き上げをしない傾向を示していて、引き上げの需要はあまり多くないことがうかがえます。

増額した理由・しなかった理由

銀行カードローン利用者の「増額した理由」または「増額したい理由」は、「借入可能な金額が増えるから」が25.4%と最も高く、次いで「金利が低くなるから」が17.8%を占めています。
反対に「増額しなかった理由」、または「増額しない理由」を聞いたところ、「必要以上の借入をしてしまう可能性があるから」が29.6%ともっとも多く、「借入に依存してしまう気がしたから」の19.4%を10%近く上回る結果となっています。

どのような方法で提案を受けたか

限度額引き上げの案内を受けた手段を聞いてみると、「電話」が45.2%ともっとも多く、次いで「ダイレクトメール(DM・郵送広告)」が32.4%、「Eメール」が26.9%となり、直接勧誘が手段としてもっとも一般的であるようです。

知っておきたい限度額引き上げの3つのポイント

実際の引き上げには審査が必要

カードローンの限度額は申し込み時に決定されますが、増額審査を受けることによって限度額を増やせます。
クレジットカードであれば利用状況に応じて自動で限度額引き上げの対象となりますが、カードローンは限度額引き上げを希望するときには新規申し込みと同じように申し込み・審査を受ける必要があります。

新規申し込み時点から収入が増えているか

限度額引き上げの申し込み・審査のポイントとなるのは、新規申し込み時点と比べて収入が増えたかという点です。
新規申し込み時点より収入が増えていれば、それだけ返済能力が上がったと判断されるため、限度額引き上げは通りやすいと言えます。
注意したいポイントとして、限度額引き上げであっても貸金業法に定める「総量規制」の対象となるため、むやみに大きな金額での限度額引き上げはできないことがあげられます。

延滞などの事故情報の登録がないか

限度額引き上げでは新規申し込みと同じ様に、個人信用情報に「事故情報」があるかないかは大きく影響します。仮に返済遅延や自己破産などのトラブルがあれば、限度額引き上げの申請が通る可能性は限りなく低いといえます。

カードローンの契約期間

このほかに限度額引き上げのときに見過ごしがちなポイントとして、新規申し込みから限度額引き上げまでの期間があります。新規申し込みから間を開けずに限度額引き上げの申し込みをしても、通る可能性はまずありません。
限度額引き上げの審査に通るためにはある程度の時間が必要と言われていますが、その目安としては一般的に1年以上の期間をあける必要があるようです。

おわりに

限度額が大きく利率が低いことから、借り入れの有力な選択肢として注目されている銀行カードローンですが、最初からまとまった金額を借りられることは珍しく、限度額引き上げの申し込み・審査をする必要があることは珍しくありません。
しかし銀行側も契約者に対して積極的な勧誘をおこなうなど、銀行カードローンの限度額引き上げの機会は少なくないようです。その動向に注目しながら、計画的に返済できる範囲内での限度額引き上げは積極的に検討したいといえそうです。

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