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知っておきたい「金利」と「利息」、「実質年率」の違い

知っておきたい「金利」と「利息」、「実質年率」の違い

カードローンを利用するときには借り入れ・返済の両方でさまざまな専門用語が出てきますが、中でも分かりにくいのが、金利に関連するいくつかの用語です。
今回は、違いが分かりにくいこれらの言葉の内容について、その違いを見てみましょう。

金利、実質年率、利息、それぞれの違いのまとめ

金利、実質年率、利息の違いを一言でまとめると、

  • ・金利…元本に対して生じる利息の割合
  • ・利息…元本に対して発生するレンタル料
  • ・実質年率…金利+各種手数料などの経費を含めた割合

となります。
カードローンを比較・検討するときの「金利が低いカードローンを選ぶとお得になる」というのは、厳密に言えば「実質年率が低いカードローンを選ぶとお得になる」と言えます。
実際、カードローンの商品詳細を詳しく見てみると、借り入れ・返済条件に金利と書かれているカードローンは存在せず、共通して「実質年率(利率)」と書かれています。
消費者金融をはじめとした貸金業を営む事業者は、全て金利を実質年率で表示しなければならないと法律で定められているため、このような表記になっているのです。

金利…元本に対して生じる利息の割合を表す

金利とは、お金を借りる(貸す)でかかる費用であり、借り手から貸し手に支払われる利息(貸借料)の、貸し借りされた金額(元金)に対する割合を表します。

知っておきたい金利の計算方法

基本的に金利の計算方法は、

  • 支払利息=元金×年率×日数÷365日

で求められ、10万円を金利18%で2カ月(60日)借りるときに生じる利息は、

  • 10万×18%(0.18)×60÷365 = 2,959円

となります。
金利計算は借り入れ条件や返済状況によって日々刻々と変わってくるため、数値として表すのではなく割合として表され、1年分をパーセンテージで表すことが義務付けられています。

気をつけたい金利の考えかた

元本に対して生じる金利は、元本の残高に応じて増減するため、借入金額が増えればそれだけ新たな利息が発生し、借入金額が減れば利息負担は小さくなります。
ほとんどのカードローンでは少額の融資枠では金利を高く、多額の融資枠では金利を低く設定しています。
これにより利用者の融資枠に関わらず、安定した利息収入を得られるような商品設計になっているのです。

利息…金銭の貸借などに対して一定利率で支払われる対価

利息は、金銭の貸借などに対して一定利率(金利)で支払われる対価であり、貸し方・借り方の立場によっては「利子」と呼ぶこともあります。
一般に銀行預金では利息(ゆうちょ銀行の貯金は「利子」)と呼び、法律用語では利息を用いることとされています。
利息の計算方法としては、元本に対して発生する利息を計算する「単利」と、元本と既に発生した利息を合わせた金額に対して発生する利息を求めるのが「複利」があります。
カードローンではほぼ例外なく、利息の計算は単利でおこなわれます。

実質年率…利息とさまざまなコストを含めた発生金額

実質年率と金利はほぼ同じ意味で使われていますが、金利が純粋に元本に利息をかけた金額だけであるのに対して、実質年率は利息とは別に発生するさまざまな経費も含んだ金額になる点が異なります。
カードローンを利用してお金を借りるときには、保険会社に支払う保険料や事務手数料など、あまり意識しない部分でコストが発生しています。
これらの目に見えないコストはカードローン会社の負担になったことで圧縮が進み、金利 = 実質年率と言っても間違いではない状況になりつつあります。
しかし法律の規定により、これまで通り発生したコストと利息を含めた支払うべき金額が「実質年率」とされているのです。
金額面だけで見れば実質年率と利息は事実上変わらず混乱しがちですが、金利だけで計算したものが利息、利息にコストを上乗せしたものが実質年率と覚えておくと混乱しないでしょう。

保証会社の役割とは

削減できないコストの筆頭と言われている保証会社の保証料ですが、なぜ保証会社が存在しているのでしょうか。
カードローンでの保証会社の役割は幅広く、カードローン会社にかわる審査の実施や、返済トラブルが生じたときに代わりに返済する「代位弁済」の代位者の役割など、利用者とカードローン会社、双方の安全弁の役割を果たしています。
そのため、万が一のときの備えとしてカードローン会社と利用者の間に保証会社を挟むことは必要不可欠なコストなのです。

おわりに

細かい用語の違いですが、このように金利と利率、実質年率はそれぞれ指しているものが微妙に異なり、求め方や考え方も微妙に異なってきます。
問題のないカードローンの借り入れ・返済のためには、これらの細かい違いを把握しておくことが欠かせません。

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