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取り立ての前段階?カードローン督促状は無視するとどうなる?

督促_アイキャッチ

手軽に申し込み・借り入れが受けられて便利なカードローンですが、その手軽さからついうっかり返済が遅れたり忘れることもないではありません。
仮にそのまま返済をしなければ、催促の電話や督促、自宅訪問と段階を踏んで、最終的に裁判と財産の差し押さえにまで至ってしまいます。
今回は、返済が滞った時にかかってくる、催促の次の段階である「督促」について見てみましょう。

カードローンの返済が遅れるとどうなるのか?

最初に、カードローンの返済が遅れたりとどこおったりすると、どうなるのかについて、ざっくりとその流れをおさらいしておきましょう。

返済の督促

カードローンの返済がとどこおると、最初にカードローン会社から返済の催促の電話がかかってきます。
基本的に自宅や携帯電話へかけてきますが、自宅や携帯電話への電話で解決しなければ勤務先にかけられる場合もあります。
返済の催促の次の段階として、郵送で届く「督促状」による書面での催促へと進みます。督促状は申込時に記入した自宅住所に宛てて発送されるため、お金の問題を抱えていることが家族に明らかになるのは、この段階がもっとも一般的です。

保証会社による代位弁済と取り立て

催促の電話や書面での督促でも返済がおこなわれなければ、保証会社が代位弁済をおこない、債務者から取り立てをおこないます。
取り立てでできることとできないことは法律で厳格に定められているため、ドラマや映画で見るような強圧的な取り立てこそおこなわれませんが、業務は粛々と実行されます。
代位弁済と取り立てが終わっても返済額が残っていれば、裁判がおこなわれ、その判決にもとづいて給与や資産の差し押さえがおこなわれます。

返済遅延のペナルティー「遅延損害金」

返済がとどこおると、ペナルティーとして元本と利息からなる返済額に対して通常の返済にかかる利率よりも高い18%から20%程度の「遅延損害金」が日割りで発生します。

返済の遅れと個人信用情報の「事故情報」の関係

このように返済の督促は電話から給与の差し押さえまで段階を踏んでおこなわれますが、基本的に最初に返済がとどこおり、催促の電話がかかってきた時点で個人信用情報に「事故情報」が記録されていると考えるべきでしょう。
個人信用情報に事故情報が記録されると、金融機関はその人物は返済能力に重大な不安があると判断するため、返済を終わらせても新規のカードローン借り入れを含む個人向け融資の申し込み・借り入れを受けることは、事実上不可能になります。
カードローン以外にも、クレジットカードのショッピング・キャッシング枠や携帯電話の本体代金の分割支払いも個人信用情報に記録されるので、これらの返済がとどこおっても事故情報として記録されることとなります。

書面で返済を求める「督促状」とはどのようなものか

このように電話での催促から裁判の判決を受けての給与の差し押さえまで、カードローンの返済がとどこおると段階を踏んで返済を要求されますが、その中でも書面(督促状)での返済の催促は、まだ初期の段階と言えます。
気になる督促状ですが、送り主がカードローン会社名だけの圧着ハガキで送られてくるため、一目見ただけでは督促状とはわからないように配慮はされています。
しかし家族にも秘密でカードローンを借りていて返済を延滞した経験のある人の体験談では、基本的にこの段階でカードローンを借り入れていることとその返済がとどこおっていることが明らかになったことでもめたという場合がほとんどです。
公言していないカードローンの借り入れ返済がとどこおって催促の電話や督促状が届いたら、速やかに明かしたほうが賢明と言えそうです。

督促状を無視しているとどうなる?

本人以外にはカードローンを借り入れていることと、その借り入れに問題があることが明らかにならないように配慮されている督促状での催促ですが、これも無視するとどうなるのでしょうか。
先にも見たように、電話での催促、書面での催促の段階で返済をしなければ、保証会社による代位弁済と取り立てがおこなわれます。
ドラマや映画で見るような強圧的な取り立てこそ法的に禁止されていますが、業務は粛々と遂行されます。
資産を取り立てられたくない一心でゴネたり、どう喝をしたりする人もいるようですが、担当者の業務を妨害すると公務執行妨害として逮捕される可能性もあるため、賢明とは言えません。

返済を遅らせないためにはどうすればよいのか

このように返済をとどこおらせて督促を受けないためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
もっとも基本的な対策としては、同時に複数のカードローンで少額の申し込み・借り入れをしないことがあげられます。
基本的にカードローンは少額の借り入れほど利率が高くなるため、いくつかのカードローンから借り入れるよりも一つのカードローンからまとめて借り入れるほうが最終的な返済額が小さくなることは多くあります。
また、不要不急の借り入れをしないことで全体の借入額を小さくすることや、より利率の低いカードローンに借り換えることで返済額を圧縮するなどの方法もあります。

おわりに

見てきたように、返済をとどこおらせて電話や書面で督促を受けることは、考えられている以上にリスクが大きい行為の一つです。
カードローンはとても便利な仕組みですが、便利さの裏に大きなリスクが潜んでいることを忘れず、節度ある利用を心がけたいものです。

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